【レビュー】YAMAHA トランペット用ミュート　サイレントブラス SB7Xで自宅練習してみた

こんにちは。いーちゃです。

最近、トランペットを始めたのですが、家で練習は難しいことに気づきました。でも、スタジオや広い場所にわざわざ出かけるのも時間・費用的に難しい。

ということで、家で練習できるものはないかと探した末にサイレントブラス購入に至りました。

使用感をまとめていますのでご覧ください。

YAMAHAのミュート　サイレントブラスとは

管楽器の練習用の消音目的に製造されたミュート（消音機）です。

今回この記事では、トランペット用のサイレントブラスを紹介しますが、ホルン・トロンボーン・ユーフォニアム・チューバ用にも製品があります。

YAMAHAの紹介分は以下です。

いつでも、どこでも、もっと楽しく。ヤマハ サイレントブラスが、さらに進化した姿で登場しました。 小型・軽量化され、吹き心地も向上したピックアップミュートと、ミュートを装着しない生楽器の音を再現する新技術「Brass Resonance Modeling（ブラス レゾナンス モデリング）」を搭載したパーソナルスタジオ を組み合わせることで、ミュートを付けていることを忘れさせるほどの吹き心地を提供します。

https://jp.yamaha.com/products/musical_instruments/winds/silent_brass/index.html

他の消音用ミュートとの大きな違いは、ミュートを装着しない生楽器の音色を再現する技術でしょう。

スペック

消音性能は－25~35㏈。

使用感

吹き心地

やはり、ミュートを装着すると気になるのは吹いた時の抵抗感ではないでしょうか。

消音性能に比例して抵抗感は高くなると言われています。

本商品もやはりそれなりの抵抗感はあります。それゆえの消音性能ともいえるでしょう。

消音性能

実際一番気になる消音性能ですが、実際にdbで計測してみました。

ベルの先、音の出る部分に近づけて計測したところ、ミュートなしで約90db。ミュート装着で60dbでした。

私自身、中学三年間での吹奏楽経験、30歳で再開と初心者レベルでしか楽器がならないので実際にきちんと音がなる方であれば、もう少し数値は高くなるかもしれません。

dＢと言われてもピンとこない方も多いかと思いますので、大体の目安です。

家族の感想としては、「個室に入れば全く音が聞こえないレベル」とのことです。

トランペットはベルの前方向に音が飛んでいきますので、その方向にいなければほとんど聞こえないようです。

ブラス レゾナンス モデリング

音の再現技術についてです。

公式HＰにエリック・ミヤシロさんや、世界のトランぺッターの方々が演奏している動画があるのでぜひご参照ください。

私自身、初めて使用したときミュートがはまっていないのではないかと錯覚するほど音の再現性高いと感じました。（すごく驚きました）

また、スイッチを切り替えることによって、防音室のような響かない音色とホールで演奏しているかのような響く音色に変更が可能です。

ただ、完璧にミュートを外した時の音色とは異なりますので、音色重視の練習をするのには向かないと感じます。

簡単収納

トランペットにミュートをしたままでもケースに収納できます。

しかし、通気性が悪くなるのでずっと装着したままでいると蒸気がベル内にたまってしまっていました。

長時間の装着しっぱなしは楽器によくなさそうです。

やや重い

ミュート本体は７０gと軽量なのですが、ベルに装着するのでたった７０gでもだんだん重く感じてきます。

左腕がだんだんプルプルしてきます。男性や鍛えている方なら気にならないレベルかもしれません。

高価である

本商品の希望小売価格は20,900円（税込）で、ネットで購入すると大体17,700円程度で販売されています。

ミュート一つ、と考えると少々高価であると感じる方もおられるかもしれません。

ミュートそのものや技術には満足ですが、イヤホンは100均レベル。パーソナルスタジオもかなり安っぽい外見をしています。

公式HP→https://jp.yamaha.com/products/musical_instruments/winds/silent_brass/silent_brass/index.html

最後までご覧いただきありがとうございました。

筆者は、本商品を購入して非常に満足しています。

確かに高価ではあるのですが、防音室を作ったりスタジオを繰り返し借りることを考えれば安いと感じました。

何より、時間を選ばずに練習できるのは本当にありがたいものです。

ぜひご検討いただき良いトランペットライフをお送りください！

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