こんにちは、いーちゃです。
今回は、高校卒業後専門学校3年過程で正看護師の資格を取得したいーちゃが、正看護師になる方法をまとめました。
本記事の内容は、
- 看護師になる方法と特徴
- 費用
- 大卒看護師とその他の看護師の違い
- 看護学生のスケジュール
をご紹介していきますのでご覧ください。
看護師になるには
看護師になるには、まず国家試験に合格する必要がありますが、その前に国家試験を受験する資格を得る必要があります。
厚生労働省は以下のように受験資格を規定していますが、要するに法律で決まっている過程を修めなければならないということです。
つまりは、看護の専門的な授業が受けられる学校へ行かなければなりません。
正看護師になるための国家試験の受験資格を得る方法は以下の通りです。
少しわかりづらいので、解説していきます。
一番早く就職!5年過程
5年一貫課程の看護系学科
5年過程は以下の2種類があります。
一つは、衛生看護科等で3年間学ぶことで准看護師試験の受験資格を得て、まず准看護師試験に合格して、その後に専攻科に進み2年終了後に看護師試験の受験資格を主臆して初めて看護師免許の取得を目指す学校。このタイプの高校には看護師を目指す専攻科を持たない高校もあるので、最終的に看護師を目指す場合には注意が必要です。
もう一つは。高等学校看護科(5年一貫校)で5年後に看護師試験の受験資格を得て看護師免許の取得を目指す学校です。
https://www.nurseschool.info/
この過程でストレートで国家試験に合格できれば、なんと20で就職になります。どのコースよりも早く就職できるのが一番の特徴といえるでしょう。
高校卒業後そのまま入学試験もなく専攻科へ行くことになります。
中には全寮制の学校もあり、そういった学校では生徒同士の結びつきが強いです。
ただ、中学生のうちに自分の進路を決定してしまうという難しさもあります。途中で嫌だと思ったときに方向転換しにくいのも一つの特徴でしょう。
3年過程
看護系短期大学
全国にそんなに数多くないのがこちら。20数校程度しかありません。
偏差値は43~55。卒業後大学への編入も可能です。
また、ほとんどが大学病院に付属していることが特徴。
AO入試を実施している学校もあるようです。
3~4年過程
看護養成所(専門学校)
専門学校の特徴は、生徒が社会人~現役世代まで様々なことでしょう。
筆者は現役より3つ上の年で三年過程の専門学校に行きましたが、まったく浮くこともなく溶け込むことができました。
社会人から正看護師を目指すのであれば一番おすすめの方法です。
入試は面接+筆記試験のところがほとんど。筆者は推薦入学で+作文がありました。
3年制と4年制の違いは、やはり教育に割いている時間でしょう。
年々看護師に求められる専門性は高くなってきていて、既定のカリキュラムも膨大になってきています。
正直、3年制の専門学校はかなりの詰込み教育です。
4年過程
看護大学
看護学科を持っている大学はここ数年で急増しましたよね。
のちに詳しく述べますが、大卒看護師とそのほかの看護師は若干給料面での待遇なども異なりますので、そのあたりも考慮し選択するのが良いでしょう。
偏差値、入学の難易度は大学によりかなりばらつきがあります。
費用
学費(公立) | 学費(私立) | |
短期大学 | 約250万 | 約400万円 |
専門学校 | 約60万 | 約250万 |
看護大学 | 約250万 | 約450~700万 |
5年一貫過程は、高校も含まれるため、世帯により就学支援金を使用できる場合もありかなりのばらつきもあるため除外しました。
一般的には費用が安いということが売りの一つでもあるため、安価となっています。
上記以外にも、実習先への交通費や、自分で教材を購入することもありますのでもう少しお金はかかります。
大卒看護師とその他の看護師の違い
大卒看護師とそのほかの学校の出身の看護師で違うのは、給料です。
1か月あたり5000円程度の基本給の違いが一般的です。(1万円のところもあります)昇進などには学歴は関係ないです。
しかし、時代は移り変わるものです。例えば以前は准看護師はたくさんいましたが、現在は廃止の方向になっているように、もしかすると看護師にも学歴を求められる時代が来るかもしれません。
現状としては、業務内容などは分け隔てなく正看護師免許であれば差はありません。
ただし、准看護師と正看護師となると給料の差は大きいです。また、業務内容も准看護師ではできないものもあります(リーダーナースなど)。
看護学生の一日
それでは、筆者の看護学生時代を紹介します。
通常時
実習時
看護学生はとにかく多忙です。
特に実習時はその日のレポート、翌日の実習の看護計画や予習などで本当に寝る暇がありません。休みの日はありえない量の課題を出されます。
看護学生時代の友人と、1億もらってもやり直したくないと言い合うくらいつらいです。
おわりに
看護師になる方法はいくつかありますが、どのルートで看護師になっても正看護師の免許さえ取得すれば大きな変わりはなく同様に働けます。
どんな看護師になりたいかや経済事情と相談して決めるのが良いでしょう。
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